ミクロナス、新しいUSBプログラミング・キットを発表

同社のホールセンサをユーザ・フレンドリで柔軟性が高く、効率の良いプログラミングができるように設計された、開発者向け、低価格な新しいUSBプログラミング・キット

フライブルク発2014年3月24日
自動車ならびに産業機器向けに、革新的なセンサ・ベースのシステム・ソリューションを提供するミクロナス（SIXスイス証券取引所上場、MASN）は、24日、ミクロナスのホールセンサのための新しいUSBプログラミング・キットを発表しました。本プログラミング・キットは、コストが抑えられているため、研究機関や開発者向けで、標準USBドライブで使用することができます。

新しいUSBプログラミング・キットはミクロナスのHAL 18xy、 HAL 24xy、HAL 36xy、 HAL 38xy製品ファミリはもちろん、これからリリースされる製品にも対応します。カーエレクトロニクスに採用されているこれらのセンサは、スロットル・フラップ、アクセル・ペダル、EGR、ニュートラル・ギア検出、トランスミッション・ギア・センサ、ヘッドライトの高さ調整やハンドルの位置検出、角度計測などに使用されます。さらに、産業機器分野では、プログラム可能なHAL 18xy や HAL 24xyが、ジョイ・スティックやロッカー・スイッチなどに使用されています。

センサの精度を高め、アプリケーション向けに最適化するためには、センサを個々にプログラミングする必要があります。ミクロナスのセンサはプログラム可能なため、そのプログラムのためのハードウェアを用意しました。この新しいUSBキットは、小型で接続の柔軟性が高いことが特長です。

新しいUSBプログラミング・キットは、アプリケーションを実験室でPCに接続するだけで直接テストできるという利点を備えています。12ピン・コネクタを装備しているため、どのアプリケーションでも使用することができます。プログラミング・ソフトウェアは、事前登録後、ミクロナスのホーム・ページ、www.service.micronas.com より無償でダウンロードできます。新しいUSBキットは従来のソフトウェアにも対応します。

USBプログラミング・キットは、4月中旬よりミクロナスの販売代理店が注文を受け付けます。販売代理店についてはwww.micronas.tdk.com/sales　を参照してください。