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独ミクロナス、回転角度検出の精度を向上させる3D HAL® テクノロジをベースにした、新世代センサHAL 37xyを発表

- Trade News | PR1407

エア・ギャップの変化や磁石の劣化に対して影響を受けず、温度に対する高い安全性、自己診断機能、そして効果的な保護回路を備えたHAL 37xy 製品ファミリ

フライブルク発 5月19日

自動車ならびに産業機器向けに、インテリジェントなセンサ・ベースのシステム・ソリューションを提供するミクロナス(SIX Swiss Exchange: MASN)は、本日、第二世代のダイレクト・アングル・センサ、HAL 37xy製品ファミリを発表しました。同製品ファミリは、現在、レシオメトリックなアナログ出力を行うHAL 372x と、PMW出力、SENT (SAE-J2716 リリース2010)出力を行うHAL 373xの2種類の製品が用意されています。

HAL 37xy 製品ファミリは、ジャンクション温度–40 °C ~ 170 °Cで動作し、直線位置検出だけでなく、角度計測にも最適です。高精度なため、ギアボックスのクラッチ位置検出や車高検出などのアプリケーション最適です。モーターの空気管理やEGR、スロットル位置検出、ターボ・アクチュエータにも使用されます。ジョイススティック、オートメーション制御のバルブ・位置検出などの産業機器向けにも最高のパフォーマンスを実現します。

360°の角度計測やあらゆる位置検出において、より小さな磁石のサイズで摩耗しない非接触ポテンショメーターとしても計測可能です。また、例えば10 mm の磁石を使用した場合、15 mm の距離を計測することができます。1つの磁石で40 mm までの直線位置検出を行うことが可能です。

HAL 37xy 製品ファミリは、ミクロナスの最新CMOS テクノロジと縦型ホール素子を組み合わせて製造されています。ホール素子が改善され、HAL 36xy / 38xyの第一世代のセンサと比較して角度計測エラーが30%向上しています。そのため、位置検出の最大絶対角度誤差が1.5°以下に向上しています。HAL 37xy 製品ファミリは、縦型ホール素子を使用している他のソリューションよりも高精度なソリューションを提供します。

ミクロナスのオートモーティブ担当副社長であるDirk Behrensは次のようにコメントしています。

「第二世代3D HALテクノロジは、現在使用されている、他のホール・テクノロジや磁気ベースのセンサ・テクノロジと比較して明白な利点を提供し、ミクロナスのリーティング・サプライヤの地位を強固なものとします。」

HAL 37xy 製品ファミリは、X軸成分、Y軸成分の二つの縦型ホール素子とZ軸成分の一つの水平ホール素子で構成されるピクセル・セルが使用されています。そのため3方向の磁界を計測することが可能になります。センサ表面に水平方向にある磁界は縦型ホール素子により検出されます。センサに垂直方向にある磁界は水平ホール素子により検出されます。どちらも精度の高い角度計測を実現します。

HAL 37xy 製品ファミリは、小型SMDパッケージSOIC8 あるいは4ピン・リード・パッケージTO92UPで提供されます。AEC-Q 100による品質評価も行っています。SMDパッケージでは、プログラミングによって機械的なに位置調整を行うことが可能で、製造コストの削減を行うことができます。リードフレームを必要とする設計にはTO92UPパッケージで提供します。

キャリブレーション・パラメータを記録するため、HAL 37xy は不揮発性メモリを曽於無えています。デジタル信号処理とEEPROM との統合によりカスタマイズとアプリケーション固有の誤差を補正します。16-bitの精度を持つ33セットポイントが特に直線位置検出アプリケーションの設計からエラーを補正します。使い易いLabVIEWTMソフトウェアとアプリケーションノートが用意されていて、磁気システム設計に 不慣れな開発者でも用意に開発を進めることができます。

HAL 37xy製品ファミリはエラー検出機能と自己診断機能を内蔵しています。断線検出、出力時の短絡保護回路、シグナル・パスやメモリ環境の内部セルフ・テストなどが含まれます。さらに、自動車向けのEMCに対する厳しい要求に応え、ESDに対しても高耐圧を実現します。

HAL 37xy 製品ファミリは出力ピンを電圧を変調することで双方向プログラム・インタフェースとして使用するので、余分なピンを必要としません。

HAL 37xyは2014年、第四四半期から製造が開始される予定です。ドキュメンテーション、サンプル、プロブラミング・ボードに関するお問い合わせはミクロナス・セールス・オフィスか販売代理店にお問い合わせください。

*Fraunhofer Institute for Integrated Circuits (IIS) のライセンスを受けています。

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